この1年間の間に身内に不幸があった場合、新年の挨拶は控えますと言う意味を込めて喪中はがきを送ります。どういった内容を送ればいいのか正直わからない方も多いのでは無いでしょうか。
今回は初心者にもわかりやすいように、喪中はがきの文例や絶対にわかっていた方がいいマナー、便利なテンプレートがあるサイトなどを紹介したいと思いますので是非参考にしてください。
[英語表記:postcard giving notice of being in mourning(喪中はがき)]
[英語表記:example sentence(例文)]
喪中はがきの文例
基本的な文例を紹介します。
喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます。
【死去月】に【故人続柄】【故人の名前】が【享年】にて永眠いたしました。
ここに本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますと共に、明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます。
平成○○年 十二月
例2:
今年【死去月日】に【故人続柄】が永眠いたしましたために、新年のご挨拶を申し上げるべきところ喪中につきご遠慮させていただきます。
なお、時節柄一層のご自愛の程お祈り申し上げます。
例3:
今年も残り少なくなり、皆様も何かとお忙しいことと存じ上げます。
さて、去る【死去年月日】に【故人続柄】が天寿を全ういたしまして、ただいまは服喪中でございますため、年末年始ともご挨拶は差し控えさせていただきます。
寒さの厳しい折から、いっそうご自愛のほど念じ上げます。
ポイントとしては、まず最初に喪中のため年賀を欠礼することを伝えます。次に、いつ、誰が亡くなったか、その人との続柄も含めて伝え、お世話になったお礼などを書き入れます。最後に喪中はがきを差し出す月を書きます。
以上のポイントをおさえることで上手くまとめることができるかと思います。
喪中はがきを出すときのマナー
喪中はがきにももちろんマナーはあります。喪中はがき自体まだ新しい風習なので絶対にこれが正しい!ってのはありませんが受け取る側の気持ちを考えて出すようにしましょう。
喪中はがきを出す範囲
故人との繋がりや関係性によって変わりますが、一般的には二親等まで出します。しかし、最近では二親等の祖父母には出さない方が増えているようです。
毎年年賀状のやり取りをしている方には出しておくといいかもしれません。
喪中はがきを出す時期
喪中はがきは新年の挨拶を控えることを伝えますので、受け取る側が年賀状の準備を始める前の11月中旬から12月初旬には届くように準備をしましょう。
喪中はがきに使うはがきの種類
郵便局では喪中専用のはがきは販売されていません。私製はがきに弔事用の切手を貼って出すのがマナーとなっています。官製はがきでも可能ですが、目上の方やマナーに気を使う方には私製はがきを使って送るのが無難だと思われます。
喪中はがきに使用する切手
普通切手でも問題はありませんが、弔事用普通切手がありますのでこちらを使うのが基本のマナーです。郵便局で販売されています。
相手も喪中の場合
相手も喪中の場合は送っていいのか迷う方が結構います。喪中はがき自体、年賀欠礼の挨拶状なので喪中の相手に送っても大丈夫です。もちろん受け取ることも問題ありません。
喪中はがきを書くときの注意点
基本的には近況報告は書かないのがマナーです。マナーって言うと聞こえが厳しいかもしれませんが、送る相手との関係性でちょこっと近況を書くのにはわたし個人としては問題ないと思います。
実際、友人から喪中はがきが届きましたが近況がちょこっと付け足されていました。仲の良い友人だったので逆に近況を知れて良かったです。
しかし、目上の人やマナーに気を使う方には近況報告は避けるのがベストかもしれません。
他には、「年賀」と言う言葉は使わないようにします。「年始」「年頭」「新年」等を使いましょう。
年賀が新年を祝うと言う意味がありますので喪中はがきにはふさわしくありません。
喪中はがきの無料テンプレート
無料テンプレートで簡単に喪中はがきが作れるサイトがあるので活用してみてください。
ポイントをおさえる
□「喪中はがき」届いたら?お悔やみの気持ちの商品続々
ポイントさえおさえれば何にも難しいことはありません。受け取る側に失礼のないように無料のテンプレートも上手く活用して喪中はがきを送りましょう。
コメント