冬に近づいてくると流行りだすのがインフルエンザです。インフルエンザにかかったことはありますか?わたしは毎年必ずと言っていいほどインフルエンザにかかっちゃうのですが、インフルエンザにかかりやすいのは10歳以下の乳幼児だそうです。
2年前に子どもがインフルエンザにかかりわたしにまで移ってしまって高熱を出しながら子どもを連れて病院に行き、子どもの看病をして……あの時は本当に辛かったです。大人がかかっても辛いんですから子どもがかかるとなると本当に見てられません。
今回はインフルエンザの症状や子どもが熱を出した場合の治し方、予防や対策も含めて紹介したいと思います。
[英語表記:flu, influenza(インフルエンザ)]
[英語表記:symptom(症状)]
インフルエンザとは?症状は?
インフルエンザとはインフルエンザウイルスに感染して発症する感染症です。感染力が高いインフルエンザは咳やくしゃみなどによる飛沫感染で簡単にうつってしまいます。
通常の風邪ですと軽度の熱や、鼻水、喉の痛みが出ますが、インフルエンザの場合、38℃以上の高熱の他に関節痛や筋肉痛などの全身症状もあらわれます。
インフルエンザかな? と思ったら受診して検査してもらいましょう。検査方法はロング綿棒を鼻の奥に入れて検査するのですが、これがまた痛いんです。大人のわたしでも涙目になってしまうほど。
熱が出たらすぐ検査できるかと思いきやウイルスが増殖しないと結果が出にくいんです。なので発熱から12時間は経ってから受診するようにしましょう。薬を飲まなくても1週間前後で熱も下がり回復しますが、病院ではウイルスの増殖を抑制する抗インフルエンザ薬が処方されます。悪化を防ぐことができますので処方されたら必ず服用するようにしましょう。
インフルエンザで子どもが熱がある場合の治し方は?
子どもがインフルエンザになり高熱がでて眠れない。そういう姿は本当に辛いですよね。高熱が出てるからといって解熱剤をむやみに使うのは避けましょう。
なぜ解熱剤を避けるべきなのか。それは、高熱が出てるのには理由があり体内でウイルスと戦っているからです。体温が上がるほどに免疫力が高くなります。せっかく免疫力を高めて戦っているのに薬で下げると治るのに長引く場合があるのです。
早く治すためには、
- 抗インフルエンザ薬を服用すること
- 湿度を50%~60%に保つ
- 脱水症状にならないように水分をたくさん取る
- 寒気が無い場合は体を冷やす
- ゆっくり安静にする
これらを試してください。
インフルエンザの予防・対策
□インフルエンザの感染拡大を防ぐために~高齢者介護施設編~
インフルエンザの予防策として予防接種を受けましょう。絶対に感染しないわけではないのですが免疫力が向上するので軽度でおさまります。
また、インフルエンザを発症した患者と同居の高齢者など、一部の対象者には、抗インフルエンザ薬が予防的に使える場合もあるので、前もって医療機関に確認しておくと安心です。
そして、基本中の基本である手洗い・うがいを徹底してください。手に付着しているウイルスを吸い込んでしまってインフルエンザが発症することもあります。手についたインフルエンザウイルスは手洗いを15秒間することで100分の1にまで減らすことができると言うのでこれはしっかりやるしかないですよね。
子どもの熱には要注意
子どもはインフルエンザにかかっても高熱が出なかったり熱が上がったり下がったりする場合があるので見極めが大切です。重度になると死の危険性もあるのでインフルエンザが流行する季節に熱が出た場合は受診して検査をしてみてください。
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