秋の七草とは何かご存じですか?「七草粥」は有名ですが、わたしは正直あまり詳しくは知りませんでした。日本人として絶対に知っていた方がいいですよね。子どもに聞かれて答えられないと恥ずかしいかも……
この機会に秋の七草の覚え方や春の七草との違いを調べてみましたので紹介したいと思います。
秋の七草とは?
秋の七草とは秋を代表する草花のことを言います。
- 萩(はぎ)
- 桔梗(ききょう)
- 撫子(なでしこ)
- 葛(くず)
- 藤袴(ふじばかま)
- 女郎花(おみなえし)
- 尾花(おばな/すすきのこと)
聞きなれない草花の名前が多いですが、この7つが秋の七草となっています。
秋の七草の覚え方
□中学受験 高校受験 理科暗記法 「七草」を覚える
https://youtu.be/M3FTQ7ZEpNI
動画ではベートーベンのエリーゼのためにに合わせて暗記する方法を紹介しています。かなりわたしのツボです。
単純に名前を覚えるのって難しいですよね。他にも面白い覚え方があるんですよ。2通りの覚え方を紹介します。
五・七・五・七・七のリズムで覚える
リズムだと頭に残るので覚えやすいかと思います。
「ハギ・キキョウ / クズ・フジバカマ / オミナエシ / オバナ・ナデシコ / 秋の七草」
色々と組み合わせはあるようですがこの並びがスタンダードのようです。何度も繰り返し口ずさんでみましょう。
頭文字の語呂合わせで覚える
受験勉強とかでもよく語呂合わせで覚えたりしませんでしたか?こちらはかなり有名な覚え方です。色々と語呂合わせがあるようですが2つほど紹介します。
「お好きな服は」
お:女郎花(おみなえし)
す:薄(すすき)
き:桔梗(ききょう)
な:撫子(なでしこ)
ふ:藤袴(ふじばかま)
く:葛(くず)
は:萩(はぎ)
「ハスキーなおふく(ろ)」
個人的にはこちらの語呂合わせが面白くて好きです。
春の七草と秋の七草の違いは?七草粥はどっち?
春の七草は
- 芹(せり)
- 薺(なずな)
- 御形(ごぎょう)
- 繁縷(はこべら)
- 仏の座(ほとけのざ)
- 菘(すずな)
- 蘿蔔(すずしろ)
のことを指します。
春の七草と秋の七草の違いはなんなのでしょうか。それは、春は食べる七草であり、秋は鑑賞する七草です。
ということは、春の七草が「七草粥」に当たるということになります。では、七草粥は何なのでしょうか。
七草粥は人日(じんじつ)の節句である1月7日の朝に食べられている日本の行事食です。無病息災を祈って食べたそうです。無病息災もそうですが、お正月にたくさん美味しいご馳走を食べて負担がかかっている胃腸の回復を助けるために食べられているそうです。
参考七草粥の由来と材料の意味とは?作り方・レシピやいつ食べるのか
歴史ある七草
かなり古くから七草は食されていたようです。季節で食したり鑑賞したりと自然を愛する日本の文化は素敵だなと改めて感じることができました。
この秋には季節を感じる七草を鑑賞し、来年の1月7日には是非家族そろって七草粥を食べながらここで学んだ雑学を披露するのもいいかもしれませんね。
コメント