子供って元気いっぱいに走り回ったり飛び跳ねたりと大人が注意して見守っていても怪我をすることなんてよくありますよね。頭を打った時にはどういう対処をしたらいいのか悩む方も多いかと思います。
頭は大事だよと小さい頃から教えられていましたので、私も子供が頭を打って大泣きしてしまった時には病院に電話したほどです。
今回は子供が頭を打った時の対処法を紹介します。子供の怪我はいつ起こるかわかりませんのでこの記事を読んで頭の片隅にでも入れていただけたらと思います。
[英語表記:hit one’s head(頭を打つ)]
子供が頭を打ったときの確認ポイント
子供は体に対して頭が大きく、また頭の面積も広いためよく頭を打つことがあります。頭が重たいのでどうしても転んでしまうと頭を打ってしまうのです。
そこで、頭を打ってしまった時の確認ポイントをまとめました。
出血しているか
頭を打った時に出血することはよくあります。出血した場合は清潔なガーゼやタオルなどで出血している部分を抑えましょう。
普通は数分で出血は止まりますが止まらずに出血が続くようなら病院へ行きましょう。
意識はあるか
頭を打って大泣きしているなら意識があるのでまだ安心です。しかし、泣きもせず呼びかけても反応が鈍かったりした場合は危険です。すぐに救急車を呼びましょう。
打った場所の傷の具合
傷がひどかったりへこんだりしている場合は骨折の可能性があります。すぐに病院へ行きましょう。
麻痺
頭を打った際に手足の痺れや右側だけ動かないなどの症状が出ていたら脳にダメージがある可能性があります。すぐに救急車を呼んでください。
嘔吐
頭を打って嘔吐する場合は危険です。反応が鈍くなったりしていたらすぐに救急車を呼びましょう。
上の5つのポイントを確認して病院に行くか、救急車を呼ぶかの判断をしてください。
危険な頭の打ち方とは?
頭を打ったその時は平気だったのに時間が経って症状が急変したりする場合もあります。危険な頭の打ち方はどういった打ち方でしょうか。
- 速いボールなどが飛んできて当たった
- 車やバイクとぶつかって頭を打った
- 2歳以下は90センチ以上、2歳以上は150センチ以上の高い場所から落ちて頭を打った
以上の打ち方をした場合は元気でも病院に行くことをおすすめします。
頭を打ってどんな症状が出たら危険?
頭を打った場合に早く対処しないと病気を発症することもあります。どういう症状が出たら危険なのでしょうか。
- 出血が止まらない
- 意識が朦朧としている
- 打った場所がへこんだり大きくたんこぶになっている
- 痺れや手足が動かない
- 嘔吐を繰り返す
以上の症状があるなら迷わず救急車を呼んで病院に行きましょう。対処が遅れると意識障害や全身麻痺、後遺症などが残る場合があります。
子供はよく怪我をするから大丈夫とは思わずにしっかりと観察をして判断してください。
子供が頭を打ったときの対処法や病院に行く目安は?
□頭を打った時の観察ポイント
大声で泣いている場合
泣いている場合はまず落ち着かせましょう。他に変わった様子が無ければしばらく安静にさせて様子を見ます。
出血している場合
清潔なガーゼやタオルで止血します。止まらない場合は病院に行きましょう。
傷やたんこぶがある場合
へこみがある場合は病院に行きます。たんこぶの場合は冷やして様子を見ましょう。
意識が無い場合
かなり危険です。脳に問題が起こっている可能性がありますのですぐに救急車を呼びましょう。嘔吐物が詰まらないように横向きに寝かせてください。救急車が来るまで呼びかけを続けてください。
救急車を呼ぶべきかわからない時は病院に電話をしたりして指示を受けると安心かもしれませんね。私は不安が残る場合はすぐにでも病院に行きます。何も無ければ安心できますので迷ったら病院に行くのが私の考えです。
覚えておこう!
子を持つパパママは病院に行く目安など頭に入れていた方が安心ですね。怪我はいつ起こるか予測できません。
元気なのは良いことなんですけどね……子供の行動は予測不可能なので前もって危険な物はカバーしたり避けるなどの対処をすることも大切だと思います。
出先でも起こりうることなので保険証や母子手帳などは常に持ち歩きましょう。
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