播州秋祭り2016年の日程。主な祭の見どころと特徴的な屋台!

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保元元年(1156年)には平清盛が、平治2年(1160年)には源義朝が国司を務めたことでも知られる播州(ばんしゅう)。現在の兵庫県南西部あたりに位置していました。
今でもこのあたりは「播州地方」と言われています。

そんな播州地方に古くから伝わるお祭りがあります。播州地方一帯で開催される祭を総称して「播州秋祭り」と言います。

今回は、2016年播州秋祭りの日程、お祭りの見どころである屋台について紹介します!

[英語表記:Banshu Autumn Festival(播州秋祭り)]

播州秋祭りとは?

祭りどころ、播州

播州の秋祭りとは、播州地方一帯で行われるお祭りの総称です。10月から11月にかけて、播州地方では大小合わせて100以上ものお祭りが行われます。有名なお祭りでは、「恵美酒宮天満神社の台場練り」「湊神社の屋台練り」「松原八幡神社の灘のけんか祭り」などがあります。

Banshu autumn festival1

2016年の日程・スケジュール

ここでは、播州の秋祭りの中から3つのお祭りをピックアップし、ご紹介します。

恵美酒宮天満神社の台場練り

毎年10月8日、9日に行われるこのお祭りは、屋台の台場練りが有名で、姫路市重要無形民俗文化財に指定されています。8日の宵宮では屋台3台による練り歩きを見ることができます。

9日の本宮では、朝9:30頃、山陽電車飾磨駅北側広場に屋台8台が集結し、恵美酒宮天満宮に向かって練り歩きます。

アクセス:山陽電車飾磨駅から徒歩5〜6分

□2015年 恵美酒宮天満神社 播州秋祭り宵宮 東堀 榮町 小瀬

湊神社の屋台練り

毎年このお祭りは曜日に関わらず10月13日、14日に行われます。13日の宵宮、午前中に各地区での屋台の練り歩きが行われた後、12:00に宮入りします。湊神社に到着後、的形ネオポリスで屋台練りを行い、再び湊神社に向かいます。16:30頃、宮出しを行い、各地区へと屋台は戻ります。

14日の本宮、10:30頃から各地区の屋台の宮入りが始まります。14:00に八幡神社に向けて出発し、屋台はこの祭り一番の見せ場である急斜面の山道を一気に登っていきます。夕方には山陽電鉄的形駅に向かって練り歩き、また各地区に向けて戻ります。

アクセス:山陽電鉄的形駅徒歩7分

□平成27年、的形湊神社秋祭り

松原八幡神社の灘のけんか祭り

秋祭りの中で最も有名で盛大なお祭り「灘のけんか祭り」。毎年10月14日、15日に行われます。
神様が宿っている神輿を壊れるまで練り競るというなんともユニークなお祭りで、その場面は非常に迫力があります。

宵宮では、7台の屋台が朝早くに出発し、各地区から松原八幡神社に向けて練り歩きます。昼過ぎには全ての屋台が宮入りし、威勢の良い掛け声と共に練り競りが始まります。

練り競りが終わると、一旦各地区へ戻り、翌日の本宮には、再び各地区から出発し、松原八幡神社に到着すると、1kmほど離れた御旅山に向けて練り歩きます。山頂に到着すると再び激しい練り競りが始まり、祭り最大の見せ場を迎えます。
夕方、各地区に戻る屋台には電飾が灯り、幻想的な光景が広がります。

アクセス:山陽電鉄白浜の宮駅から徒歩3分

□灘のけんか祭り2015 松原屋台 松原八幡神社 / Nada Fighting Festival

播州秋祭りの見どころは?

Banshu autumn festival2

特徴的な屋台

数多くある播州の秋祭りですが、地域によって屋台の特色が異なります。
主に東播方面に多い平型布団屋台は、赤い平らな布団の屋根を持つ屋台です。加古川市北部や北播方面で多く見られる山型布団屋台は、布団の中央を山型にして、四隅を反り上げた屋台です。

このように、地域によって異なる屋台を見比べるのも、播州秋祭りの見どころの1つではないでしょうか。

播州の秋祭りシリーズ

兵庫県を放送対象地域としているサンテレビジョンでは、10月から11月にかけて「播州の秋祭りシリーズ」と題して、特集番組が放送され、数多くある秋祭りの中でも有名なお祭りの様子を紹介しています。

Banshu autumn festival3

秋の播州へ行こう

これまで播州秋祭りの代表的なお祭りを紹介してきました。播州秋祭りでは、灘のけんか祭りを始め、珍しいお祭りをたくさん見ることができます。秋の播州へ行き、秋祭りを見ることで、改めて日本の良さを感じることとなるでしょう。

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