冬至って知っていますか。二十四節気の第22に当たるのがこの冬至。1年で最も夜が長いのが冬至です。
冬至の日にはかぼちゃを食べたりゆず湯に入る習慣があるのです。もちろん意味があってのことですよ。
日本の習慣として是非覚えておきたいと思いませんか?今回はこの冬至について、2016年の冬至はいつなのか、かぼちゃを食べる理由やゆず湯に入る意味を調べてみましたので紹介したいと思います。
[英語表記:winter solstice(冬至)]
冬至とは?
冬至とは二十四節気の22番目に当たる期間を指します。二十四節気とは4つの季節を更に6つに分けた24の期間のことです。
もともと二十四節気は中国から入ってきた太陽暦で冬至が暦の起点とされていました。冬至から始まるという事で厳粛な儀式が行われていたようです。
冬至は太陽の位置が低く1年のうちで最も昼間が短く夜が長い日となります。昼間が長く夜が短い夏至と比べると日照時間の差が5時間もあるんです。こんなにも差があるとは驚きです。
2016年の冬至はいつ?
2016年の冬至はいつなのでしょうか。2016年の冬至は12月21日となります。毎年同じ日では無く多少のズレがあり、2015年の冬至は12月22日なのです。
冬至がいつなのかがわかる計算方法があるのですが複雑なので避けますが(笑)大体が12月21日か22日辺りだという事は覚えておきましょう。
冬至にかぼちゃを食べる理由は?
なぜ冬至にかぼちゃを食べる風習があるのでしょうか。昔は現代とは違いスーパーも無く冬になると野菜不足になっていました。そこで大活躍するのがかぼちゃだったのです。
なぜかぼちゃが大活躍したのか。かぼちゃは夏野菜なのですが長期保存ができる上にビタミンが豊富となっています。寒さが厳しくなる冬至にはかぼちゃを食べて風邪予防をしていたという事だそうです。
更に冬至に「ん」がつく食べ物を食べると良いとされていました。なぜ「ん」がつく食べ物?それは、「運」がつくようにだそうです。ユニークですね(笑)
かぼちゃは「ん」なんてつかないじゃないかと思っているみなさん。かぼちゃは「南瓜」と書きますよね。これを音読みにすると「なんきん」なんです。しっかり「ん」が付いてます。
かぼちゃに限らず「ん」がつく食べ物は運気を高めるらしく他にも人参や蓮根、きんかんや寒天なども良いそうですので食べて運気を上げちゃいましょう!
冬至にゆず湯に入る意味は?
□かぼちゃのいとこ煮の作り方【ビエボ】|料理・レシピ
寒い冬至にゆず湯に入って心も体もポカポカ?ゆず湯に入る意味は個人的にはそれでも良いですが、もっと深い意味があったんです。
ゆず湯になぜ入るのか。それは「運」を上げる前に邪気を払って体を清める意味があります。
他にもゆず湯には血行促進効果があり風邪予防として入っていたそうです。
風邪を引かない強い体に
冬至は夜が最も長い日なので寒さも1年の中で最も寒いとされています。昔の人の知恵をお借りして、かぼちゃなど栄養豊富な野菜を食べてお風呂にゆずを浮かべて入るのも良いですね。
ゆずにはリラックス効果もあるので疲れを吹き飛ばしてくれて寒い冬も健康に乗り越えていけそう!
わたしもゆず湯に挑戦してみようかと思いました。
コメント