秋といえば旅行ですよね!今年はどこへ……と計画を立てている方、九州におすすめ行事があります。
それが「唐津くんち(からつくんち)」。佐賀県のこの行事は祝日開催ですし、迫力満点。ぜひ一度見てみたいお祭りです。
そこで2016年の唐津くんちの日程やアクセス、見どころである曳山について詳しく調べてみました!
[英語表記:Karatsu kunchi(唐津くんち)]
唐津くんちとは?
唐津くんちとは、佐賀県唐津市で毎年11月に行われる唐津市最大の行事で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
乾漆でつくられた「曳山(ひきやま)」と呼ばれる神輿のようなものを数百人で引き、街中を練り歩きます。
笛や太鼓などの「曳山囃子(ひきやまばやし)」や曳子たちの掛け声とともに、14台の曳山が奉納される姿は圧倒的です。
「くんち」とは「供日」のことで、江戸時代から続く収穫へ感謝をこめたお祭りなんです。
唐津の人たちは本番の11月だけでなく、1年通して唐津くんちにまつわる行事を行っているそうです。
今年のくんちが終わった次の日からは、来年のくんちに向けて動くというくらい、唐津くんち中心の生活をしているんだとか。
情熱がすごいですね!
2016年の日程・スケジュール
唐津くんちの日程は毎年11月2日~4日の3日間です。
各日程で行われることは以下の通りです。
- 2日:宵山
- 3日:お旅所神幸(おたびしょしんこう)
- 4日:町廻り
2016年は2日と4日は平日ですが、3日は祝日、4日は金曜日なので週末と合わせて観光客も多く来るのではないでしょうか。
唐津くんちの見どころ
唐津くんち3日間で行われる各催しの見どころを紹介します。
2日:宵山
夜7時30分に1番曳山である「赤獅子」が大手口からスタートし、町を歩く間にそれぞれの曳山が加わっていきます。
唐津神社前で全曳山がそろい、提灯の明かりが浮かぶ幻想的な光景が広がります。
3日:お旅所神幸
このお祭りのメインです。
午前9時半ごろから唐津神社を出発し、神輿を間にはさみながら曳山がお旅所と呼ばれる明神台まで巡行していきます。
重量感のある曳山が次々に引き込まれていくところは最大の見せ場であり、圧倒させること間違いなし!
4日:町廻り
前日とほぼ同じルートを神輿を除く14台の曳山がゆっくりと巡行します。
曳山囃子のリズムに合わせて曳き回したり、曳き納めにふさわしく大きな盛り上がりを見せます。
□唐津くんち[Hi-res/4K SAGA]
アクセス
当日はかなりの混雑が予想されますので、公共交通機関を使うのが無難といえます。
JR・バスともに唐津くんち期間中は臨時便が出ます。
電車の場合
「福岡空港」・「博多」から地下鉄・JR筑肥線「唐津」駅
「佐賀」からJR唐津線「唐津」駅
高速バスの場合
「福岡空港」・「博多」・「天神」から昭和バスからつ号「唐津 大手口バスセンター」
マイカーで行かれる方は駐車場が複数ありますので、こちらの情報を参考にしてみてください。
http://www.karatsu-kankou.jp/feature/karatsukunchi/course/
観光にも適した唐津の街
今回は唐津くんちについて調べてみましたが、このお祭りの期間中には「くんち料理」なるものも準備されているんだとか。
その他にも唐津市内には、温泉宿あり、特産品の唐津焼あり、伝統的な建物も数多くありの観光スポットでもあります。
くんちを見る前後も時間を有効に楽しめそうですね!
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