子どもの頃に楽しみで仕方なかったお正月。なぜかって? もちろん1年で1番金持ちになれる日だからですよ!(笑)そう! お年玉ですね。
お年玉もらっても全部お母さんに取られてましたけどね(笑)親戚まわりをして帰ってくるまでお札を数えて金持ち気分を味わってました。
大人にとっては出費が多い日ですよね。結婚して子どもが産まれてお年玉をあげる側になった今出費の多さに驚きを隠せません。
そんなお年玉をあげるお正月が近づいてきてますがみなさんはお年玉の折り方や入れ方はご存知ですか? 適当に入れたりしてませんか?
今回はお年玉の折り方や入れ方、意味や由来も合わせて紹介します。
[英語表記:New Year’s gift(お年玉)]
お年玉の意味や由来とは?
正月には歳神様が現れると昔の人々は信じていました。歳神様を迎えるために飾り物やお供え物をします。そのお供え物を下げた物が「としだま」と呼ばれていました。
このとしだまには1年を平和に、無事に過ごすための力が備わっていると言われていたんですね。
お正月にみなさんは鏡餅をお供え物として飾ったりしませんか? その鏡餅もお年玉と深い関係があったのです。
歳神様が宿ると言われていたのが鏡餅だったんです。その鏡餅をお父さんが家族に配ったのがお年玉の始まりとなり、鏡餅から品物に、そしてお金へと変化していきました。
お金にを渡すようになったのも高度経済成長期の頃だそうで遠い昔の話でもないんです。びっくりですよね!
お札の折り方・袋への入れ方・袋の書き方など
□【高画質】お年玉の常識!? 正しいお札の折り方
お札の折り方
お札には裏表があります。肖像がある方が表です。お札を出して開いた時に表が見えるような折り方をします。なので表を内側にするように左、右の順番で三つ折りにしましょう。
袋への入れ方
お年玉袋を表にして折ったお札を上下逆にならないように入れます。
袋の書き方
お年玉袋には名前を書きます。表には相手の名前を、裏には自分の名前を書きましょう。最近のお年玉袋は可愛いデザインが多くて表に書くスペースが無い物もあります。その場合は裏に自分の名前を書くのみでもOKだそうです。
お年玉の渡し方や注意点は?
お年玉もしっかり袋に入れて名前も書いて。いざ渡そうと思った時にどういう風に渡しますか? 実は渡し方にもマナーがあるんです。
目上の人から目下の人に
お年玉は目上の人から目下の人に渡す物です。上司の子どもにあげることも絶対NGです。何かあげたい場合は現金ではなくお菓子などを渡すようにした方が無難でしょう。
親がいる前で渡す
親が見てない時にあげると子どもが黙って隠す可能性もあり親はお礼を言うことができません。今後の付き合いにも影響がありますので親の前で渡してください。
その場で開けさせない
もらったその場でお年玉袋を開けさせないのもマナーの1つです。小さい頃もらってすぐにあけてしまい父親に注意された思い出があります(笑)
正月の楽しみの1つ
お年玉は大人にとっては痛い出費と思う方もいるかもしれませんが久しぶりに親戚が集まって甥っ子や姪っ子にあげたり、喜ぶ姿が見れるのも楽しみですよね。
子どもにあげるものだからと適当に折ったり入れたりするのでは無く、もらう側の気持ちを考えると自然にマナーを守れると思います。
1年を笑顔いっぱいにスタートできるよう素敵なお正月を迎えてくださいね。
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