結婚式をする日取りを決めているときに「大安がいいわよ」なんて言われたことはありませんか?わたしが結婚式の打ち合わせをした時も必ずプランナーの方が大安はこの日ですと教えてくれました。わたしは基本気にしないのですが(笑)
カレンダーを見てみると「大安」「仏滅」「友引」などが書かれているかと思います。これらは、「六曜(ろくよう)」といいます。
今回は六曜の意味や読み方、順番など結婚式をする際にためになる知識として詳しく紹介したいと思います。
[英語表記:Japanese calendar’s six labels(六曜)]
[英語表記:wedding(結婚式)]
結婚式で六曜を気にするのはなぜ?六曜とは?
結婚式の決まり言葉として「本日はお日柄も良く…」なんて聞いたことはありませんか?「お日柄」とはこの六曜で判断されています。
六曜とは何でしょうか。六曜=六輝とも呼ぶ場合がありますが、これは中国から伝わったとされており江戸時代後半から一般的に広まったそうです。「大安」「仏滅」「先勝」「友引」「先負」「赤口」これが六曜です。
日本では冠婚葬祭の日程を決める際に意識する場合が多く大安の日はすぐに埋まってしまうこともあります。
実際に結婚式で六曜を気にする人は多いのでしょうか。結婚式を挙げたお日柄ランキングを紹介します。
第2位 友引 19%
第2位 覚えていない 19%
第3位 先負 15%
第4位 先勝 12%
第5位 赤口 8%
第6位 仏滅 6%
やはり大安が1番人気ですね。覚えていないという人も意外と多いので六曜にこだわらない人が増えているのかという印象です。
六曜を気にしすぎて絶対大安にしないと幸せになれないのかと言うとそうではないですよ。実際に大安に挙げても離婚した!って方がいるのでこれは夫婦の問題ですよね……
あまりにもこだわり過ぎて大安で平日を選んでしまうと結婚式に参加できないゲストの方が出てくるのでメリット、デメリットを考えていつにするか決めるのが1番ベストかと思われます。
各六曜の意味は?
大安(たいあん)
「大いに安し」の意味で六曜の中で最も吉の日とされています。結婚式などの祝い事はこの大安に行われることが多いです。
友引(ともびき)
「凶事に友を引く」の意味があります。昼は凶、午前、夕方、夜は吉で大安の次に良いとされています。
先勝(せんしょう・さきがち)
「先んずれば即ち勝つ」の意味があります。万事に急ぐことが良いとされています。午前が吉で午後が凶ですが午前中から式を始めて午後になっても良いそうです。
赤口(しゃっこう・しゃっく)
正午のみ吉で他は凶とされており、祝い事は大凶と言われています。
先負(せんぶ・さきまけ)
「先んずれば即ち負ける」の意味があります。勝負事や急用は避けるべきと言われています。午前は凶で午後は吉だそうです。
仏滅(ぶつめつ)
「仏も滅するような大凶日」の意味があります。六曜の中で最も凶の日とされています。
六曜の順番はどうやって決まるの?
□【仏滅、大安…】知ってて損はない六曜と日取りの知識
https://youtu.be/5Mppn0GRdZ0
カレンダーを見ると分かるかと思いますが、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」と順番に繰り返されているのに途中で飛んだりしている日がありませんか?それには理由があり、旧暦の第1日目になるとその月に割り当てられた六曜から始まっていきます。
- 1月「先勝」
- 2月「友引」
- 3月「先負」
- 4月「仏滅」
- 5月「大安」
- 6月「赤口」
- 7月「先勝」
- 8月「友引」
- 9月「先負」
- 10月「仏滅」
- 11月「大安」
- 12月「赤口」
といった具合に旧暦の1月1日は先勝からスタートし、2月1日は友引からスタートになるのです。旧暦で変わるのでカレンダー上ですと月の途中で順番が合わなくなることが起こります。
決めるのは主催者側
あまり大安だとか先勝だとか考え過ぎずにみんなに合うベストな日を決めればいいと個人的には思います。おじいちゃん、おばあちゃんだと六曜をかなり気にする方もいるかと思いますが参考程度で。1番は結婚する本人たちが幸せであればわたしはそれだけで素敵な結婚式になると思いますよ。
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