雛人形についてのお悩みありませんか?
「雛人形の扱い方が分からない!キレイに飾るにはどうしたらいいの?片付けの仕方は?」
「雛人形を処分したいんだけど、捨てる以外でどんな方法があるの?」
そんな雛人形に関してのお悩みを解決するために、雛人形の飾り方や、片付け、処分の方法、いつからいつまで飾るかなど、分かりやすく説明していきたいと思います!
雛人形を飾る時期はいつからいつまで?
雛人形を飾る時期は、節分の次の日である2月4日から、遅くともひな祭りの一週間前までに飾るのがよいとされています。
また片付けるのは、ひな祭りの翌日から三月の中旬頃までとされています。
この期間内であればいつでもいいのですが、雨水(うすい)の始まりの日に飾って、雨水の終わりの啓蟄(けいちつ)の日に片付けると、良縁に恵まれるという言い伝えがあるのです。
二十四節気(にじゅうしせっき)は、年ごとに微妙に変化します。2016年から2024年までの雨水の始まりの日と終わりの日を書いておきますね。
2016年→2月19日〜3月5日
2017年→2月18日〜3月~5日
2018年→2月19日〜3月6日
2019年→2月19日〜3月6日
2020年→2月19日〜3月5日
2021年→2月18日〜3月5日
2022年→2月19日〜3月5日
2023年→2月19日〜3月6日
2024年→2月19日〜3月5日
なぜ雨水になぞってひな祭りを行うと、縁起がいいと言われているのでしょうか。
ちょうど雨水の期間は、雪がとけて水に変わる時期ですよね。昔、水は万物の源とされ、子孫繁栄の象徴でした。
そんな子孫繁栄の象徴である水に恵まれる期間に、女の子の幸せを願う雛人形を飾ると、子宝に恵まれ、ステキなパートナーに出会えるということなのです。
子供を思う親の気持ちがたくさんつまった言い伝え。とってもステキですよね。
雛人形の飾り方のポイントは?
雛人形を飾るにあたって、絶対に気をつけてほしい2つのポイントです。雛人形をキレイに保つためにもこれだけは守りましょう!
- 人形の顔を素手で触らないようにしましょう。手の油がついてシミになってしまいます。布の手袋などを使うと安心です。
- 直射日光の当たる場所は避けましょう。日光は変形、変色の原因となってしまいます。
どうしても日光が入ってしまう場所しかない場合は、昼間はカーテンをするなど対策をしてください。
プロの方が雛人形の飾り方・しまい方を、説明されている動画があったのではっておきますね。
実際に飾りながら説明されているので分かりやすいですよ!
□雛人形の飾り方・しまい方
雛人形の片付けや処分の方法は?
雛人形の片付けの仕方や、処分の方法を紹介します。
処分しなければいけなくなった場合、いくつかの選択肢があるので参考にしていただければと思います。
雛人形の片付け方
- やわらかい布で、人形やお道具についたほこりを丁寧に拭きます。
- 箱と人形の間にやわらかい紙を丸めていれながら、箱の中に丁寧に収納しましょう。最後に、人形用の防虫剤を入れてください。
- 直射日光のあたらない、風通しのいい場所に収納したら完了です。
雛人形の処分方法
1. 神社やお寺で供養してもらう
神社やお寺は、「人形供養」をしてくれるところがあります。自分で持ち込むほか、郵送で可能なところもあります。
受付する期間が指定されているところや、料金も神社やお寺などで変わってくるので、HPをチェックしたり、直接問い合わせるなどしてくださいね。
2. 寄付
発展途上国に雛人形をおくる活動をしている団体があります。
また、自治体に問い合わせてみると、雛人形を必要としている団体や、社会福祉施設などを紹介してくれる場合があります。
介護施設や、保育園などでも必要としているところがあるそうです。
3. オークション、リサイクルショップで売る
古いお人形だと、高い値段で買い取ってもらえることがあるそうです。
大切にしましょう
雛人形は、女の子の厄を引き受けてくれるものとされています。
結婚して嫁いだら、飾らなくていいと思っているかたも多いかもしれません。
実は、飾ることによってずっと厄払いをしてくれるといわれているのです。実家で両親が飾るのでもいいですし、嫁ぎ先で飾るのもいいでしょう。
雛人形は、厄を引き受け、女性の幸せを願ってくれるありがたい人形なんです。
いつか処分しなければいけなくなったときは、誰かに譲って大切にしてもらったり、神社で供養してもらったりして、最後まで大切にしたいものですね。
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