「運転中にウインカーを出したら、いつもよりカチカチいう音が早い気がする!」
ハイフラというらしいけど、意味がよくわからないというあなた。
今回は車のウインカーのハイフラについて。いつもより早い点滅になる原因や、修理や費用はどうすればいいのかまで、わかりやすく説明していきます!
ウインカーのハイフラとは?
ハイフラとは、ウインカーが早く点滅している状態をあらわす言葉です。
「ハイフラッシャー現象」を略してハイフラと言います。Highは高速度という意味で、Flasherはウインカー(方向指示器)を意味するといったら分かりやすいのではないでしょうか。
この動画を見ると、どのような状態がハイフラかすぐに理解できますよ。
車のウインカーの電球が切れるとこうなる。ハイフラ
ウインカーのハイフラの原因は?
ウインカーがハイフラになる原因はおもに2つあります。原因をわかりやすく説明しますね。
球切れした時に
ウインカーの電球が切れることを球切れといいます。車両のどこかのウインカーが球切れしてしまうとハイフラでお知らせしてくれるのです。
ウインカーが壊れると事故がおこる可能性もあります。分かりやすいお知らせの仕方なので、すぐ修理できますね。
LED電球に交換した場合
ウインカーの電球をLED電球に交換した時にハイフラしてしまうことがあります。
なぜかというと、LED電球は通常の電球より消費電力が少ないため、車が球切れ状態と判断してしまうのです。
なので何も対策をしないでLED電球にすると、ハイフラだけでなくライトがつかなくなるといったトラブルも起きてしまう可能性があるので注意しましょう。
修理方法や費用は?自分でできる?
原因がわかったら、修理の仕方や費用が気になってきますよね。それぞれ分かりやすく紹介していくので是非参考にしてくださいね。
球切れの修理方法や費用
自分で修理する場合、まず切れたウインカーの電球を取り外してください。その電球を持って、ホームセンターや車専門店に行き同じものを購入してください。
ウインカーランプについているネジをドライバーで外すとすぐ電球が見えるので、それを交換するだけで完了です。
電球の値段はだいたい500円程度です。車種によっては外すのが難しいものあるので注意しましょう。
LED電球
LED標準でない車にLED電球をつけるだけだと、ハイフラしてしまいます。主な解決策が2つあるので紹介しますね。
まず、1つ目はウインカー配線に抵抗を入れるというものがあります。各ウインカー回線に抵抗をいれて、車が球切れと誤解しないようにするものです。
値段は2000円ほどですが、作業が難しいのと、熱をもつので火災の危険性もあってこまめに点検しなければならないのが難点になります。
2つ目は、ウインカーリレーを交換するというものです。
ウインカーリレーは大体アクセスペダルの近くにあります。ウインカーをつけると音がなるので分かりやすいですよ。
これを、LED専用のものと交換すると解決です。値段は安いもので600円から上は3000円くらいまであります。
どちらも自分で修理できますが、部品の取り外しなど、車の取り扱い説明書をよく読みながらしてくださいね。
自信がない場合は、ディーラーや車専門店で修理してもらってもバルブ代に何百円かプラスされるだけの場合が多いので、プロにお願いするのをオススメします!
ちなみに私はディーラーで電球(LEDではない)を交換してもらいましたが、工賃込みで1,080円でした。思ったよりも安くできたので、自分でやるよりよかったです。
電話で問い合わせると大体の値段を教えてくれるので、電話でまずは問い合わせしてみましょう。
なるべく早めに交換しましょう
ウインカーの点滅回数は、1分間60〜120回と道路運送車両の保安基準で定められています。
もし、ウインカーのハイフラを放置しておくと、整備不良で切符を切られてしまう恐れもあるので早めに交換しましょうね。
ハイフラの原因ですが、球切れやLED電球でなくバッテリーや他の部分が壊れている場合もあるので、自分で修理したあとも問題がおこる場合はすぐに専門店に行ってください。
車に乗るということは、自分だけでなく他の人を傷つけてしまう恐れもあるわけですから、安全運転をすることはもちろん、しっかり整備した車に乗りましょう!
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