七五三の初穂料(はつほりょう)の相場は?のし袋の書き方は?

七五三
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11月15日に子供の成長を祝う七五三

神社で今まで無事に成長してきた報告とお礼、これからの健やかな成長を神様に守ってもらえるように祈祷する行事が七五三です。

七五三で神社に祈祷やお祓い、祝詞をあげてもらうお礼として支払う金銭を初穂料(はつほりょう)と、言います。

あまり聞きなれない「初穂料」ですが、七五三の初穂料の意味や、相場、のし袋の書き方などについていて、疑問に思うことをまとめてみました。

七五三の初穂料とは?

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古来より地元の土地を守ってくれている氏神様への捧げものとして、その年の最初に収穫された農作物を奉納して祈願やお礼をしてきました。

そこから初めて収穫された穀物の奉納が金銭に変わってきたことで「初穂料」というようになりました。

ですから初穂料は、七五三だけで支払うものではありません。お宮参り、厄除け、安産祈願など祈願するときに、初穂料として神社に支払うものです。

土地の人々を守ってくださる神様への感謝とこれからも守ってくださいという意味を込めて支払うものを初穂料と言うのですね。

七五三の初穂料の相場は?

神社への初穂料は、相場は5,000円から10,000円のところが多いようです。

明記されている神社もありますが、わからない時には神社に問い合わせて用意していくとあわてなくて済みます。

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神社によっては、
5,000円の場合、両親まで(祖父母は外で待機)のお祓い
10,000円の場合、お祓いの他にお守りや千歳飴がもらえる
など、いくつかランクのある所もあります。

子供の成長をお願いに行くのでできれば多少の出費は覚悟しておいても良いかもしれません。

本来は、神様へのお礼なので心ばかりと言って1,000円でもよさそうですが、神社も神様を祀る維持費もあると思いますのでそれぞれの神社の相場に従いましょう。

七五三の初穂料ののし袋、封筒の書き方

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初穂料は、赤白の水引(みずびき)が蝶結びの、中袋のあるのし袋を用意します。

表書きの書き方

表書きは、中央蝶結びの上の部分「御初穂料」「初穂料」と書きます。下段には、祈祷を受ける子供の名前をフルネームで書きます。

書くときに、できれば筆書きが良いのですが筆ペン少し太めの万年筆などを使うと良いでしょう。ボールペンでの表書きは控えましょう。

中袋の書き方

中袋には、中央に金額を漢数字で10,000円なら「金壱萬円」と縦書きしましょう。

「2」は「弐」、「3」は「参」と書くので、注意しましょう。

基本、一人に一つのし袋を用意をします。しかし、兄弟、姉妹でお参りするとき、まとめて連名にしても受け付けてくれるようです。不安でしたら神社に問い合わせて用意しましょう。

七五三は氏神様に子供の成長を祈願する儀式

 
□20111112七五三 生田神社 御祈祷

赤ちゃんが生まれる時に、地元の氏神様が手助けしてくれて赤ちゃんが無事生まれると伝えられています。この生まれた土地の氏神様を産土神(うぶすながみ)と言い、一生守ってくださるといわれています。

産土神様へ昔は、生まれて3歳までの成長で男の子も女の子も一安心として、報告とお礼を。その後、男の子は5歳で袴をはいて男子として成長を祈願。女の子は7歳で帯が付紐から丸帯になり女子として成長を祈願。

こうして節目に産土神様に子供の成長のお祝いと今後の成長の祈願をする儀式が七五三です。

このように、人々は昔も今も子供たちの健やかな成長を神様に願う気持ちは変わらないですね。

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