愛媛西条祭り２０１６年の日程は？きんもくせいとの関係は？

□西条祭り2015　伊曽乃神社祭礼　川入りに向けて移動

愛媛県西条市の方々は夏の終わりに近付くとそわそわし出すのです。その理由が愛媛西条祭り（さいじょうまつり）！！江戸時代から３００年の歴史がある地元の方たちに愛されているお祭りです。

お祭りの日は仕事を休むだけでは終わらず仕事を辞める人がいるほど命を懸けてると言っても過言では無いくらいのお祭りなのです。

そんな愛媛西条祭りの2016年の日程や開催場所、見どころなどについて調べてみました。

愛媛西条祭りとは？

愛媛西条祭りとは愛媛県西条市内で１０月に開催されるお祭りです。「石岡神社（いわおか）」「伊曽乃神社（いその）」「飯積神社（いいづみ）」「嘉母神社（かも）」の４つの神社で行われるお祭りの総称であり大きい規模であることがうかがえます。

西条祭りで行われるのは、だんじりや神輿を神社に奉納することを目的としていますが奉納される数がすごいのです。なんと、１５０台以上ものだんじりや神輿が各神社に奉納されます。その迫力は言葉では言い表せません。

西条祭りが行われる日は学校も半休やお休みになり、仕事も大体お休みになります。お正月には帰省しなくても西条祭りだけは絶対に帰って参加するという方も。１年は祭りに始まり祭りに終わるというのが定着しており、１０月スタートのカレンダーがあるほどこの西条祭りは無くてはならない存在なのです。

きんもくせいはご存じですか？秋に小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、きんもくせいの香りがすると秋の訪れを感じる方がいるそうです。そのきんもくせいが西条祭りと関係があるそうなのです。

西条市には王至森寺と言う場所があります。「王至森寺のキンモクセイ」は国の天然記念物に指定されている巨木で、根回りは４メートル、高さ１６メートルにもなります。このキンモクセイの香りは２キロ遠方にまで届くほどです。

西条市の方々はこのきんもくせいの香りがすると西条祭りの訪れを告げると地元も方々は口をそろえて言うそうですよ。

日時：１０月８日（土）９日（日）（毎年体育の日の前日・前々日に開催）
場所：西条市禎瑞地区

日時：１０月１４日（金）１５日（土）
場所：西条市氷見、橘地区

日時：１０月１５日（土）１６日（日）
場所：西条市神戸、大町、神拝、玉津、西条地区

日時：１０月１６日（日）１７日（月）
場所：西条市玉津、飯岡地区、新居浜市大生院地区

※石岡神社・伊曽乃神社・飯積神社の日程は毎年同じです。
日程が被る日がありますので行きたい神社は要チェックですよ。

西条祭りの見どころは１０月１５・１６日の伊曽乃神社例大祭です。

西条祭りのおもしろいところは夜中から始まるのです。午前０時～３時くらいにだんじりが各所から出発します。提灯をつけただんじりがとてもきれいで幻想的でもあります。明るい昼間は１５０台以上もの迫力があるだんじりに圧倒されます。昼夜で違う楽しみ方ができるのも魅力の１つです。

だんじりと言えば激しくぶつかり合うイメージがありますが西条祭りのだんじりはぶつかり合いは行わないので安心ですね。

見に行く日をいつにしようか迷ったら１６日の川入りがおすすめですよ。加茂川に７０台ものだんじりが勢ぞろいし川へと入っていきます。是非間近でご覧ください。

西条祭り期間中は観光客だけでなく県外へ出た地元の方々も一斉に帰省しますので交通機関も渋滞します。だんじりの移動もありますので交通規制もされますので要注意です。

新幹線の場合は東京方面でも大阪方面でも岡山駅まで向かいます。そこから最寄りの伊予西条駅に向かいましょう。

車移動だとかなり交通規制されるのと駐車場を探すのも大変なのでタクシー移動がベストかもしれません。

芸能人の方も必ずスケジュールを空けて参加するほどのお祭り。キンモクセイの香りが漂って来たら西条祭りを思い出して是非予定を合わせて参加してみてください。