□かぐや 月面撮影
真っ暗な夜空に輝きを放っている月。子供の頃に両親が天体望遠鏡を買ってきてくれ、兄弟で月を観て興奮した記憶が残っています。
そんなわたしたちの生活に当たり前にある月ですが、月の表面の様子はどうなっているのでしょうか。表面温度やクレーターとはなんなのか合わせて紹介したいと思います。
月の表面の様子は?
月の表面は30㎝~40mの厚さがあり、砂や岩石で覆われています。その砂や岩石のことを「レゴリス」と呼びます。
月を観るとわかるかと思いますが月には明るい部分と暗い部分があります。暗く見える部分を「月の海」と呼び、明るく見える部分を「月の陸地」と呼びます。
月の海は月面の約17%に当たり、約39~32億年前にできたとされています。月の陸地は月面の約83%に当たります。月の海より古く約45億年前にできました。
暗く見える月の海によって日本では模様がうさぎに見えたりするんですね。
月に行ってみたいとか月に住んでみたいなど子どもの頃には口にしたりもしていましたが、月には残念ながら大気や水が無い乾燥地帯となっているので地球のように生物が住むことができません。
クレーターとは?
クレーターとは月面のでこぼことしたもののことを指します。このクレーターはほとんどが隕石の衝突によってできました。
クレーターとはどういう意味なのでしょうか。ギリシャ語でお椀やボールを意味するそうです。また、クレーターには名前がつけられているのですが天文学者を主とした名前が付けられているそうです。その中には山本、長岡、平山、木村、仁科、畑中の6人の日本人の名前も付けられているのですよ。
月の表面の表面温度は?
月の表面温度ですが冷たい時と熱い時の差がかなりあります。赤道付近で昼間だと110℃、夜は-170℃となっています。
なぜこんなにも気温差が激しいのでしょうか。その理由は大気が無いことにあります。大気には保温効果があるそうなのですが、その大気が無いおかげでエネルギーを蓄えることができずすぐに逃げてしまい寒くなるそうです。また日中は太陽の熱をそのまま浴びるため気温が上昇するのだそうです。
まだまだ不思議がいっぱい
宇宙なんてまだまだわからないことだらけですよね。普段何気なく照らしてくれている月も月だけの力では無く太陽も関係しているんですよ。1つ1つ学んでいくと更に面白い発見に繋がるかもしれませんね。
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